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不織布でよく使用される素材とは 2023 - 06 - 01

不織布でよく使用される素材は、さまざまな特性が加えられる「化学繊維」を主な原料とする場合が多くなります。具体的にどんな素材があるのか、またその特徴についても確認しましょう。

不織布はどんなものに使われる?

不織布は使用する原料だけではなく、製造方法・加工方法によっても、厚みの変更や通気性などの機能が設計できるため、さまざまな用途に使用されています。

以下は不織布の用途の一例です。

  • 衛生用品(マスク・オムツなど)
  • 衣料用品(一般衣料など)
  • 自動車内資材(車のカーペットなど)
  • 土木資材(防草用や、河川工事用)
  • 日用雑貨(タワシ、コースターなど)
素材 特徴 用途
PET 
(ポリエステル)
・不織布の原料として最も多く使用されている
・強度、耐熱性が高い
・染色性、耐候性に優れている
・ペットボトルの原料と同じ
・衣料品に多く使用
PP
(ポリプロピレン)
・化学繊維の中で最も比重が軽い
・加工性が高く、成型品に適している
・強度が高い
・なめらか風合を持つ
・疎水性(水とまざりにくい)が高く、乾きがはやい
・生活雑貨やカーペットに使用される
PE 
(ポリエチレン)
・比重が軽い
・丈夫な繊維
・耐熱性が低く100℃程から軟化する
・産業資材として使用されることが多い
(ロープなど)
レーヨン ・化学繊維ではあるが、原料は木材、パルプ
・主成分は綿と同じ、植物繊維のセルロースである
・染色性、吸水、吸湿性に優れている
・衣料品に多く使用

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